冷汁
宮城県の郷土料理、冷汁。いりこや焼きほぐした鯵などと、薬味、焼いた味噌を使用した冷たい味噌状のものをご飯にかけて食べます。忙しい農家の食事として簡単に調理でき、早く食べる目的で作られたと言われています。
【冷汁】
<材料>(1人分)
味噌 大さじ1 白ごま 大さじ1 ☆一番だし 200cc
具材 鯵の開き1尾 大葉 1枚 みょうが 1/2個 きゅうり 1/2本
<作り方>
①味噌をオーブントーストで香ばしく焼く
②白ごまを炒ってすり鉢でする
③焼いた味噌を加えあわせ、一番だしを少しずつ合わせ、冷蔵庫で冷やす。
④器に、オーブントースターで焼いてほぐした鯵の開き(干物)、③の汁をいれ、きゅうりの小口切り、みょうがの細切り、大葉の千切りをのせる。
☆一番だしの取り方(200cc程度)
だし昆布 4g 水 280cc 鰹節 8g
①だし昆布は汚れをさっと拭き、繊維に逆らって数か所切り込みをいれ、分量の水に30分程度浸ける。
②①を弱火にかけて沸騰直前に昆布を取り出して鰹節を加え、ひと煮立ち後、弱火にして1、2分程度アクをのぞきながら煮出し、静かにこす。
くずし奴 (薬味のせ)
暑さで食欲がないとき、重宝するのが簡単に調理できて栄養もとれる一品、冷奴^^
包丁で切らずに手でほぐすだけで豆腐を美味しく味わうことができます。
ここへ薬味をのせるだけ♪
つるむらさきの和え物
Indian spinach 英名はインドのほうれん草ですが、ほうれん草とはまったく別種で、栄養価はほうれん草以上。
青菜が少ない真夏が旬で、ビタミンC、カロテン、ビタミンB2、カリウム、カルシウム、鉄などが豊富に含まれた栄養満点の夏野菜です。
<つるむらさきと山芋の和え物>
材料(2人分)つるむらさき 100g 山芋 50g 一番だし 60cc 醤油 味醂 酒 小さじ1/2
柚子胡椒 少々 削りがつお 少々
【作り方】
①たっぷりの熱湯でつるむらさきをさっとゆでて水にとり(色止め)、絞る。
②①を4cm位に切る。長芋は細切りにする。
③だし割り醤油
一番だし、醤油、味醂、酒を鍋にいれてひと煮立ち後、冷ます。
④だし割り醤油と柚子胡椒をまぜ、②を和えてから盛り付け、削りがつおをのせる。
つるむらさきは、好きな野菜の一つで、高校生の時にお弁当のおかずによく使っていました。冷蔵庫にあるドレッシングを使って簡単に味をつけて炒めていた気がします。にんにく、ごま油、オイスターソースで中華炒めもおすすめです。炒める時は、豊富に含まれるビタミンCは熱で壊れやすいので、できるだけ短時間で調理すると良いです。水分がでてべちゃっとしないためにも強火で一気に炒めて下さい。
いちじくのサラダ
漢字で書くと「無花果」
花が咲かない果物みたいですが、実際には花が咲かないようにみえるだけで、実の中に無数の白い花を咲かせるそうです。
食物繊維のペクチンが豊富なので、整腸作用や美肌効果があります。また「フィシン」というタンパク質分解酵素を含むので、食後のデザートにはもってこいです。
今回は味の対比効果を生かしたイチジクと生ハムのサラダです。
生ハム 2,3枚 アーモンドやくるみ 適量
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
書 BY SEI
花 BY RUI