ふろふき大根
寒くなるとおいしくなるのが大根。晩秋から初冬が旬です。
【ふろふき大根】(2人分)
<材料>
大根300g 米のとぎ汁(800㏄位)昆布 10cm角
赤味噌 大さじ2 酒 大さじ1 みりん 大さじ1 砂糖 大さじ1
<作り方>
①大根を厚めに皮をむいて3~4cmに輪切り、または半月切りにする。
②片面に十文字に深さ半分くらいの切り込みを入れ、面取りをする。
③大根を米のとぎ汁にいれて、昆布を加え、沸騰後中火で40分くらい茹でる。(湯面がゆらゆら揺れるくらい(70度位))
④竹串をさして柔らかくなったらだし、水にさらし、米のとぎ汁のにおいを除く。
<味噌の作り方>
①赤味噌、酒、みりん、砂糖を合わせて、混ぜながら加熱するか、ラップをかけて600wの電子レンジで1分程度加熱をして、アルコールを飛ばす。
②大根に味噌をかけて出来上がり
べったら漬け
【べったら漬け】
<材料>
大根 200g 塩麴 50g 砂糖 28g 刻み昆布 2g 鷹の爪 小さじ1/4
<作り方>
①大根の皮をむいて縦半分位に切る
②ジップロックに塩水をいれて①を入れ、よくもみこむ(1時間くらいおく)
(水50ml 塩 小さじ1)
③洗って絞り、塩麴、砂糖、刻み昆布、鷹の爪を入れた別のジプロックにいれて空気抜きをして冷蔵庫で2~3時間
和風ロール白菜
白菜は、11月から3月が旬 寒くなる程に糖度が増して美味しくなります。
【材料】(2人分)
白菜 大4枚 鶏ひき肉 200g しめじ・人参 30g程度 生姜 ひとかけ
酒 小さじ1 塩 小さじ1/4
だし汁 300cc しょうゆ・みりん 大さじ1 塩 少々 水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1 水小さじ2)
【作り方】
①白菜は洗って、耐熱皿にのせ、ふんわりラップをして電子レンジで600w2分~
②<たね>鶏ひき肉、みじん切りにしたしめじ、人参、すりおろした生姜、酒、塩を混ぜる
③粗熱が取れた白菜に、③のたねを包む
(芯に厚みがある場合はそぎ切りにしてからみじん切りにしてたねにまぜてもよい)
葉の内側を上に、芯を手前においてたねの1/4量をのせ、1巻き後、片側のみ折りたたみ、最後まで巻いていく
たたんでいない方の葉はさいごに指で押し込む
干瓢で縛ってもよいですね♬
④鍋にだし汁、しょうゆ、みりん、塩を入れてひと煮立ち後、包んだ白菜を巻き終わりを下にして入れる
◎隙間が多いときは、余った白菜や人参などを入れて一緒に煮ることで煮崩れを防止します
今回葉はすべて使い切ってしまいましたので、ひと口高野豆腐を入れて隙間を埋めました♪
※高野豆腐は、事前に水や湯で戻すタイプのものもありますので、パッケージをご覧ください。
➄10分から12分程度加熱後、味見をして、塩で調節をした後、ロール白菜を皿に出し、煮汁に水溶き片栗粉入れて混ぜながら1分程度弱火~中火で加熱をし、ロール白菜にかける。
身体が温まります♡
百合根ご飯
百合根は、ユリ科の植物の球根の部分です。百合根はいたみやすく、濡れると腐りやすいので
おがくずに入って売られています。
【百合根の炊き込みご飯】(2合分)
<材料>百合根 1個 米 2合(360cc) 水 400cc 酒 大さじ1 みりん 大さじ1/2
塩 小さじ1/2 薄口しょうゆ 大さじ1/2 干しエビ 大さじ1
<作り方>
①吸水した米の水気を切って炊飯器にいれ、水と調味料を入れて混ぜる
②百合根は洗って汚れ、傷みは包丁で削り、食べやすいサイズに切り、①にのせて炊く。
干しエビを混ぜました♬
さいごに
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は大根、白菜、百合根、すべて白い食材です。
白い食材は薬膳では肺に潤いをもたらす食材と言われています。
肺は潤いを好み、乾燥を嫌います。風邪予防に喉のうがいなども大切ですが、体の中から潤いを、食べ物で補ってあげるとさらによいのです。
あえて白い食材を選んだわけではなかったのですが、たとえこうした薬膳の知識は知らなくても、その季節に美味しくいただける「旬」のものを中心に摂ることで、自然とその時にあった養生ができるんですね。。。
本格的に寒くなってきましたので、風邪などひかぬようにお気を付けください。
書 SEI& 花 RUI