タコ/タコの炊き込みご飯
西瓜の漬物
西瓜は利尿作用があり、口内炎やむくみや身体の熱を発散してくれる効果があるため、夏の薬膳によく使われます。とくに皮に効果があるため白いところまでしっかり食べるとよいでしょう。
とはいえ、白い部分は甘みがなく、おいしくはないですので、白い部分だけ先に切り落としておいて漬物にすることでおいしくいただくのもよいですよね。
【西瓜の漬物(皮を使用)】
<作り方>
①西瓜の白い部分(少し赤い部分を残す)を切りとり、拍子木切りにする。
②ビニール袋に入れて西瓜の量の2パーセント程度の塩を加えてもみこむ。
③半日くらいおいたらできあがり♪
ゴーヤの煮浸し/ツナマヨサラダ
ツルをカーテンのようにして日差しを避ける「ゴーヤカーテン」。夏の風物詩の一つともなっています。
ゴーヤに含まれるビタミンCは熱に強いのが特徴。またゴーヤならではの苦み成分はモモデルシンとククルビタミンという成分。モモデルシンには血糖値を低下させる働きがあり、血液サラサラ効果があるとされ、ククルビタミンは毛細血管を丈夫にする働きがあり、いずれも動脈硬化予防に効果があります。
またモモデルシンは疲労回復や夏バテ防止効果がありますので、色んな調理方法で楽しみたい夏野菜の一つです。
ここでは時間をかけずに簡単にできる煮浸しと、サンドイッチの具材としてピッタリなツナマヨ和えを紹介します。
【ゴーヤの煮浸し】
<材料> ゴーヤ 1/2本 油揚げ 1枚 昆布だし 160cc 酒 大さじ2 みりん、薄口醬油 小さじ2
<作り方>
①油揚げは熱湯で油ぬきをし、短冊切り。ゴーヤの種とワタを除いて1cmの半月切り。
②昆布だし、酒、みりん、薄口醬油を鍋に入れてひと煮立ち後、油揚げ、ゴーヤを入れて落し蓋をし、煮汁が少なくなるまで煮る。
③鍋止めをして味をしみこませる。
鍋止め 春分を愉しむレシピ きゃらぶき参照
【ゴーヤのツナマヨサラダ】
<材料>ゴーヤ1/2本 玉葱 1/4個 ツナ1缶 マヨネーズ 大さじ3程度 塩少々 酢 大さじ1
<作り方>
①玉ねぎは繊維に沿って薄切りにして、水にさらす。ゴーヤは種とワタを除いて5mmの半月切りにして、さっと熱湯をかける。※
②温かいうちに酢と塩少々を加え混ぜ、粗熱がとれたら水気をきった玉ねぎとツナ缶、マヨネーズを合わせる。
☆マスタード、味噌、蜂蜜、タラコ、わさび、おかか、梅、カレー粉、ヨーグルトなどを混ぜてアレンジも♬
玉ねぎはポテトサラダを作る時同様、入れたい派と入れたくない派に分かれますので、お好みで^^
また個人的にはゴーヤの苦みが好きなのと、歯ごたえを楽しみたい方ですので、さっと熱湯をかけるだけの下処理ですが、食感を柔らかくしたい、できるだけ苦味をなくしたい方はしっかり熱湯で茹でることをお勧めします。
加熱をすることである程度苦味をとることができますが、それ以外の苦味を除く下処理を紹介します。
ちなみにワタに苦みがあるわけではないので、きれいに取り除く必要はないです。
◎ゴーヤの苦味を除く下処理
ゴーヤ1/2本に対して塩小さじ1/4、砂糖小さじ1程度を混ぜ合わせ、10分ほど置く。それぞれの浸透圧で水分がでるので、その水分を除くかさっと洗うことで苦みがとれます。
甘酒/甘酒杏仁プリン
甘酒というと、寒い季節に体を温めてくれるドリンクというイメージがありますが、甘酒は夏の季語だそうです。
これは、江戸時代、甘酒が暑さに負けないための滋養強壮ドリンクとして飲まれていたためだそうです。
甘酒にはブドウ糖やアミノ酸、ビタミン類などが豊富に含まれ、その栄養は飲む点滴とも呼ばれるほど。
種類は米麴と酒麴が原料の2種類 特徴は以下の通り
米麴 基本的には砂糖不使用、ノンアルコール ※メーカーによっては砂糖を含むことがある
酒麴 砂糖、微量のアルコールを含む
「飲む点滴」と呼ばれているのは米麴の甘酒 健康維持に良いとされるビタミンB郡、必須アミノ酸、が豊富に含まれることが理由として挙げられます。
米麴甘酒を使って、砂糖不使用のデザートを作ってみました。
【甘酒杏仁プリン】4人分
<材料>
甘酒200cc 無調整豆乳(または牛乳)100cc 杏仁霜 小さじ4 ゼラチン 小さじ2 クコの実 12粒
<作り方>
①鍋に甘酒、杏仁層を入れて温める。
②ゼラチンを加えてよく溶かし、無調整豆乳を加える。
③器に②を分け入れて冷蔵庫で冷やす(1時間~)
④クコの実は水でふやかしておく。
➄③にクコの実をのせる。